トリプルプレイ後編
ケーブルテレビの会社は、加入者宅にテレビ番組を配信するのに光ファイバーと同軸ケーブルを使っています。
ケーブルテレビの会社から加入者宅の近くまでは光ファイバーで、その後は同軸ケーブルで加入者宅まで延ばしています。
ケーブルテレビの会社では、この設備を使ってインターネットサービスを提供しています。
インターネットサービスの提供は、昨日書いたように、データをIPパケットという形にして送るという技術を使います。
この技術を使うと電話もIPパケットにして送れるわけですから、ケーブルテレビの会社も電話サービスを始めています。
テレビと電話というまったく異なったサービスを提供していた、ケーブルテレビ会社と電話会社ですが、
今や、電話、インターネット、テレビという同じサービス領域で競争しています。
日本と比べてケーブルテレビの普及が高いアメリカでは、通信会社とケーブルテレビ会社の競争はより熾烈になっています。
このような状況を生んだのは、インターネットのベースとなっているIPパケットの技術によるものです。
今後はあらゆる情報がIPパケットにされて送られていくでしょう。
Everything over IP というのが技術的な方向性です。
その方向性をサポートし、問題が生じた時にはそれを解決する新しい技術がまた登場してきます。
たとえば、映画のようなきれいな映像と音を送るには、高いQoS が必要です。
(QoS については、2007年12月17日のブログ「ベストエフォートという考え方」を読んでください。)
高いQoS を保ってIPパケットをやり取りする技術として、今言われている、NGN(Next Generation Network)があります。

